ポケモンGOを変える「いつでも冒険モード」解放。アプリ開かずタマゴ孵化・アメ発見

ポケモンGOがゲームを大きく変える新機能「いつでも冒険モード」をレベル5以上のトレーナーに解放しました。

 

「いつでも冒険モード」は、ポケモンGOアプリを閉じても歩いた距離をカウントして、タマゴの孵化や相棒のアメ発見ができる機能。

 

一度有効にしたあとはアプリを開きっぱなしにする必要なく、アクセサリPokémon GO Plusの接続切れを気にすることもなく、常に歩いた距離を測ってくれるうえ、週ごとのゴールとご褒美アイテムの要素も加わります。

「いつでも冒険モード」概要、使いかた

 

「いつでも冒険モード」はスマホOS側の歩数計や運動量計を使うことで、ポケモンGOを起動していない時でも歩いた距離に応じ、

 

・タマゴの孵化

・相棒ポケモンのアメ発見

ができる機能。さらに

・週ごとの歩いた距離や燃やしたカロリー、孵したタマゴ、発見したアメの累計記録

・週ごとの歩いた距離に応じてアイテムやほしのすななどゴール達成リワード

のシステムも加わりました。

 

リワードは調整中と思われますが、一足先に有効化された高レベルトレーナーからの報告では、

 

・5km達成でモンスターボール x10前後

・25km達成でスーパーボール x10前後

・50km達成でウルトラボール x10前後

・場合によりふしぎなアメやタマゴ、ほしのすな少量

などが手に入ります。

 

使い方は、設定から「いつでも冒険モード」有効を選び、OS側のヘルスケア機能設定からポケモンGOにアクセス許可を与えるだけ。

 

使えるようになったタイミングで導入ポップアップが現れるため、有効を選べばそのままヘルスケアやGoogle Fit側のアクセス許可に飛ぶはずです。

 

最近のスマホには、iPhoneならばヘルスケア(HealthKit)、AndroidではGoogle Fitの名でユーザーの健康や運動情報を集約して扱う仕組みがあり、スマホ本体の歩数計や位置情報から得た歩行距離も記録されています。(設定で許可した場合)。

 

「いつでも冒険モード」はこのOS側の運動状況データを読み出すことで、ポケモンGOが起動していないときでもユーザーの移動量を得る機能です。

 

タマゴが孵化したときなどは、OS機能としてプッシュ通知を送ります。このためユーザーのスマホでポケモンGOが開いている必要はなく、バックグラウンドで走っている必要もありません。

 

ポケモンGOでは従来から、Apple WatchのPokémon GOアプリや、 アクセサリPokémon GO PlusとのBluetooth接続を使い、アプリが前面でなくても(閉じていても)歩数をカウントする機能がありました。

しかしApple Watchでは一種のワークアウトアプリとして開始と終了を手動で操作する必要があり、ウォッチ側のバッテリーを多めに消費します。

 

Pokémon GO Plusは歩数だけでなくアイテムやポケモンをボタンだけで取れる機能もある一方で、いつも間にか切れることが多いBluetooth接続の維持に気を使わねばなりません。

 

一方「いつでも冒険モード」では、一度設定さえすればタマゴの孵化やアメ発見のタイミングでプッシュ通知が届き、新しいポケモンや強化・進化素材が手に入るようになります。

 

別の表現をすれば、Pokémon GO PlusやApple Watchは、いわば外部機器でポケモンGOを遊ぶかたちでした。

 

しかし「いつでも冒険モード」ではポケモンGOのことを完全に忘れていても、つねにゲームの一部が進行してリマインダが飛んで来ます。

 

常に周囲のポケモン確認を怠らずGO Plusを併用するアクティブなプレーヤーにとっては、接続切れの頻繁な確認が不要になる程度かもしれません。

 

しかしそこまで意識的にPokémon GOをやり込むほどでもない、気がつくとふかそうちセットを忘れたりしばらく遊ばなくなる程度のカジュアルなプレーヤーにとっては、ゲームとの付き合い方を大きく変える可能性もある新機能です。